日産自動車の前会長、カルロスゴーンが行った「レバノン」とはどんな国なのか。
レバノンの国の位置や街並み、レバノンと日本との関係などについて紹介します。
レバノンとは
レバノン共和国(通称レバノン)は、面積は約1万平方kmほどで岐阜県の大きさとほぼ同じ。
キリスト教、イスラム教スンニ派、シーア派など様々な宗教、宗派が共存する多民族国家(モザイク国家)となっており、人口は約450万人。
加えシリア難民が150万人、パレスチナ難民が約30万人が居住しています。
レバノンの首都はベイルート。
ヨーロッパのような美しい街並みが素敵で「中東のパリ」と呼ばれたこともあり、さらに「中東料理といえばレバノン料理」といわれるぐらいレバノン料理の評価も高いため、ヨーロッパから観光旅行者も多数。
また、レバノン山脈はアルプスのような景色でスキー場もあり、中東でウインタースポーツが楽しめる珍しい国です。
レバノン 地図
レバノンは地中海に面しており、アラブ諸国のなかで唯一、不毛の砂漠がない国。
近隣諸国からの避暑地として、また地中海に面しているため、東西の貿易の中継点として栄えた国です。
ただし現在でも、イスラエルとパレスチナの問題は重くのしかかっており、特に南部では戦闘行為の危険性もあります。
レバノン 治安
15年に及ぶレバノン内戦や、自爆テロなど、治安に危険なイメージがあるレバノンですが、テロの脅威に常にさらされているわけではありません。
オープンカフェや高級ブランド街があったり、夜には街がライトアップされたりと、地中海リゾートとしても有名。
ヨーロッパ圏から観光客も多い国です。
レバノン 日本 関係
レバノンと日本との関係としては、国家間の政治的繋がりは薄いものの、
- 有償資金協力130億円
- 無償資金協力69億円
- 技術資金協力17億円
という、200億円を超える援助を日本はレバノンに行ってきています。(2017年度末まで)
レバノンには日本食レストランがあったり、また日本のウイスキーも輸入されており人気があります。
レバノン 美人
レバノンは世界に誇る美人大国。
中東といえば、スカーフを被っている女性をイメージしがちですが、レバノンではそのような女性はほとんど見かけません。
ゴーンで話題のレバノン🇱🇧
・多民族多宗教国家(キリスト教とイスラム教が半分ずつ)
・公用語はアラビア語
・中東のパリと呼ばれた時代もあったが30年前の内戦以降経済はガタガタの暗黒時代
・レバノン料理は美味しい
・美人が多い pic.twitter.com/Kg5qHuz5mD— Таня (@cJmaOObNIyT1pkn) December 31, 2019
レバノンとは まとめ
こうやってみると、
レバノンって結構、魅力的な国なのかな?
なんてことも思いますが、
中東のパリと云われるレバノン首都魅力的な街並みでやっべっぞ‼(٩•'╻'• ۶) pic.twitter.com/i1mXJOBVbJ
— ライ麦畑のまよいv(。・ω・。)v (@highwaydancer01) August 19, 2015
一方、レバノンでは不正がはびこっていて、違法にお金を得た人間が戻って来るのは当たり前のことなんだとか。
日本はレバノンと犯罪人引き渡し条約を結んでいないため、カルロスゴーンが戻ってくることもなさそう。
ちなみにカルロスゴーンは、ブラジルでレバノン人の両親から生まれたそうです。