ブレーキを離した後、タイムラグがあって動力がつながる感じになってきた、フィット(GD1)のCVTフルードを交換!
以前は93,800kmで交換しており、今回は110,000km。
信号待ちから発進したりする時に、ガタガタガタと激しく振動するのも、人を乗せているときはちょっと気になるし(笑)、16,200km頑張ってくれたCVTオイルに感謝を込めて、いつものごとくDIYで交換です♪
交換後の感想ですが、やっぱりCVTフルードもエンジンオイルと同じように、こまめな交換は必須だってこと。
ジャダーがでるとか酷評されてるGD1フィットのCVTだけど、CVTのオイル交換をしたら体感できるぐらい症状も良くなりますよー♪
とはいえ、またすぐにジャダー出てくるだろうけどね。
フィット CVTオイル交換
GD1フィットのCVTオイル交換するために、まず用意したのがこれ。
ホンダ純正のCVTフルード、HMMF。
Amazonで普通に買えました。
→ Honda(ホンダ) マルチマチックフルード ウルトラ HMMF 4L 08260-99904 [HTRC3]
純正以外の他のメーカーのCVTオイルを使って、CVTが滑るんじゃないかと心配するのも嫌だしね。
肝心の、フィットのCVTオイル交換の手順はとっても簡単。
CVTフルードを入れるとこも口が広いので、注入もしやすいですよー。
CVTフルード 下抜き
上抜きもできそうな感じだったけど、ドレンボルトに溜まった鉄粉も掃除したいしと、まずはCVTフルードのドレンボルトを緩めて、オイルを下抜きしていきます。
CVTフルードのドレンボルトはここ。
助手席側、3/8のラチェットなんかがピッタリ差し込めるボルトが、CVTフルードのドレンボルトです。
CVTフルードのドレンボルトを緩める前に、CVTフルードのゲージを抜いておく&エンジンを温めておくとオイルの排出がスムーズ♪
黄色いゲージが、CVTフルードのゲージです。
CVT ドレンボルト 締め付けトルク
CVTオイルが抜けたら新しいCVTオイルを注入する前に、忘れずにドレンボルトを規定トルクで締め付けておきます。
新しいガスケットに交換するのも忘れずに。
ちなみに、CVTのドレンボルト締め付けトルクは、49Nmです。
CTVフルード 注入
CVTフルードを抜いたら、抜いたオイル量を測り、抜いた分と同じ量の新しいCVTフルードを黄色いゲージ部分から注入します。
その際には、ロングノズルのついたオイルジョッキがあると、黄色いゲージ部分に直接CVTオイルを注入できるので便利。
→ 古河薬品工業:KYK ロングノズルオイルジョッキ 90-012 型式:90-012 976002
抜き取った量と同じ量のCTVフルードを注入したら、黄色いCVTフルードのゲージを差し込んで適量入っているか確認。
これでGD1フィットのCVTオイル交換は完了です。
CVTオイル交換 当たりつけ作業
GD1フィットのCVTオイルを交換したら、クラッチの当たりつけ作業が必要なんじゃないの?!
なんて思ったかもしれませんが、管理人は「当たりつけ作業は必要ないんじゃ?」と思ってます。
当たりつけ作業の方法もたくさん紹介されているけど…
アクセル全開でストールさせるとか、もうそれ自体がCVT本体やクラッチの寿命を縮めてそう。笑
クラッチ表面を一旦削らないと、GD1フィットのジャダーは改善されない!
なんてことも言われてるけど、そもそも走っていれば、当たりつけの作業はしなくても自然になじんでくるハズだと思うんです。
CVTフルードの状態
16,200km走った、CVTフルードの状態はこんな感じでした。
オイルは真っ黒になっているし…
CVTのドレンボルトにも鉄粉がいっぱい!
※ CVTのドレンボルトは、パーツクリーナーを吹きかけて、ウエスで綺麗に掃除してから使ってくださいねー。
ちなみに、
CVTフルードって、もともとが黒っぽいものなんじゃないの?
という人のために紹介すると、
新しいCVTフルードはこんな感じの色。
新しいCVTフルードは、ワインみたいで飲めそうなのだ。
まとめ
以上、GD1フィットのCVTオイル交換について、自分の考えなども交えてご紹介しました。
GD1フィットのCVTについての考えは、正解か不正解かはわからないけど…
CVTのオイル交換をするとジャダーも消えるし、坂道発進でブレーキを離した瞬間に後退することもなくなりました。
どうせまたすぐにジャダーもでてくるだろうけど、その時はまたCVTフルードを交換してやれば良いのでは。
と思っています。
ATFもそうだけど、CVTオイルは無交換で良いと思っていることが、最大の間違いだと思うなー。