ジムニー(JA11)のヘッドガスケットを交換しようと、エンジンを分解していて発見したエキマニのクラック。
これってジムニー(JA11)の持病みたいなもので、ジムニーあるあるらしい。笑
あまりにエキマニがヒビ割れするから対策品をスズキが出したけど、それでもクラックが入ってしまうらしいです。
てことは、新品のエキマニに交換しても結局は割れるんだ…
というわけで、溶接してエキマニのクラックを修理することに♪
ジムニーのエキマニ割れを溶接修理
エキマニ割れを溶接修理する前、実は社外品のエキマニに交換してやろうかな。
なんてことも考えていたんですけど、社外のステンレスエキマニは薄いから余計に割れやすいらしいです。笑
→ 新品ステンタコアシ エキマニ スズキ アルトワークス HB11 スズキ ジムニーJA11 エキマニ F6Aシングルカム
ステレスの社外エキマニかっこいいんだけど、お値段もお高いものだしすぐに割れたらショックなので、今まで使っていた純正のエキマニの溶接修理をすることにしました。
ジムニーのエキマニ割れの現状
ジムニーのエキマニ割れの現状ですが、こんな感じ。
もうすぐで、パックリとれてしまうんじゃないかと思うぐらい、ぐるりと1周ヒビ割れてます。
よくこんなヒビ割れてる状態で、普通に走ってくれてたなー。笑
ジムニーのエキマニをTig溶接
場所によっては入り組んだ部分にヒビ割れがあるので、溶接素人にはすごーく溶接しづらいんですが…
そんなこと言ってても修理できないので、溶接する部分をベルトサンダーとワイヤーブラシで綺麗にしてあげます。
あとは鉄用の溶接棒を送りながら、Tig溶接機でバチバチッと溶接!
ヒビ割れ部分を全部溶接したので、これで排気ガスも漏れないし、しっかりタービン回してパワーだしてくれるようになるでしょう♪
エキマニ割れを放置するとブーストがかからない
エキマニ割れを放置しても、ジムニーはそこそこ普通に走ってしまうから気づきにくいものだけど…
ジムニー(JA11)は年式も古いし、そこらで走っているほとんどのジムニーのエキマニが、実は割れてるような気がします。笑
タービンの手前で排気が逃げちゃうと、タービンをちゃんと回せないからブーストもかからず、パワーも落ちちゃってる状態なので、普通に走ってるし調子が良いと感じてても、エキマニが割れていないか一度チェックしてみることがおすすめ。
エキマニ割れを放置していると、
音が排気漏れの音がして不快。
というだけでなく、そもそも排気ガスを触媒に全て通してあげられなくなるので(手前で漏れてるから)、地球環境にも悪いし。
あぁ、
早くエンジンのオーバーホール終わらせて、ジムニーでお山に遊びに行きたい。。笑