車に乗り込み、冷房をつけようとエアコンのスイッチをオンにすると…
湿っぽいような悪臭というか、なんともいえない嫌な臭いが。
これから梅雨でエアコンは必須になるのに、この臭いのはたまらん!
というわけで、フィット(GD1)のカーエアコンの洗浄をDIYで行なってみました。
作業時間は約20分。
費用もほとんどかからず、エアコンの臭いも取れて大満足です♪
カーエアコン 臭い 原因
エアコンフィルターは交換したりしていたのに、なんでエアコンつけたらこんなに臭いんだ!
なんて思っていたんですが、カーエアコンが臭くなる原因は、エアコン内部(エバポレーターやヒーターコア)にカビや雑菌が発生するからなんだとか。
エアコンを使っていてそのままエンジンを切ると、エバポレーターやヒーターコアに結露して水分が付着するので、カビや雑菌が発生するそうな。
かといって、目的地について車を降りる前に、A/Cをオフにして送風だけして、エアコン内部を乾燥させてからエンジンを切るなんてことしてられねぇ。。
と、ちょっと話は脱線しましたが、カーエアコンの臭いの原因はこのようなことにあるんだって!
つまり芳香剤を使ったりエアコンフィルターを交換するぐらいでは、エアコンの嫌な臭いの根本的な解決にはならないということ。
カーエアコン エバポレーター 洗浄
というわけなので、カーエアコンのエバポレーター(熱交換器)を洗浄です。
とはいえなるべく手間は省きたいし、エバポレーターの分解はなし!
横着してファンからエアコン洗浄スプレーを注入し、カーエアコンのエバポレーターを洗浄する作戦なのです。
エアコン洗浄スプレー 家庭用
まず用意したのは、これがなきゃカーエアコンのエバポレーターの洗浄は始まらない、エアコン洗浄スプレー。
車用ではなく、家庭用のエアコン洗浄スプレー。
しかも倉庫の中に眠っていた、いつのものかわからないような古いもので…
新品だけどそこがちょっと不安。笑
ほんとは車用のカーエアコンに特化したエアコン洗浄スプレーを使うのがベストなんだろうけど、
→ タクティー(TACTI) DRIVE JOY(ドライブジョイ) クイックエバポレータークリーナーS 60ml V9354-0006
整理整頓してたら家庭用のエアコン洗浄スプレーが出てきたし、まぁようはケチったんです。
そのままではもちろん車のエアコンのように奥まったところにスプレーできないので、狙ったところにスプレーできるよう、ゴムのチューブを家庭用のエアコン洗浄スプレーの先端に差し込んでます。
カーエアコン 洗浄手順
フィット(GD1)のエアコンは、グローブボックスの奥にエアコンフィルターがついており、その下にエアコンの電動ファンがついています。
電動ファンが回ることで、上から吸い込んだ空気をエアコンフィルターで浄化して、エバポレーター(熱交換器)に送っているという感じ。
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どの車種でもエアコンの空気の流れは同じだけど。
なので、エアコンフィルターを外して、電動ファンの中にエアコン洗浄スプレーを吹きかけてあげたら、エバポレーターまで洗浄液が届いて洗浄できるだろうと。(ついでに電動ファンも綺麗になりそう)
洗浄手順ですが、エアコンフィルターを取り外したら、まずは車の窓を全開に。
そして、エアコンの設定を以下のようにします。
- 設定温度最低(冷房側)
- A/Cオフ
- 車内循環
- 風量を最強
この時点で電動ファンは高速回転しているので、絶対に指を入れないように注意。
指を入れないように、エアコン洗浄スプレーの先端に差し込んだゴムのチューブの先端を電動ファンの真上に持ってきて…
洗浄液が真下に噴射されるようにしたら、エアコン洗浄スプレーを噴射します!
全てスプレーしたらエアコンを停め、5分ほど放置。
エンジンをかけて、先ほどのエアコンの設定から、A/Cをオンに変更してエアコンをつけて10分ほど放置します。
- 設定温度最低(冷房側)
- A/Cをオン
- 車内循環
- 風量を最強
そうしているうちにエアコンのドレンから水とともに洗浄液が出てくるので、カーエアコンの洗浄は完了です♪
まとめ
家庭用のエアコン洗浄スプレーを使ってカーエアコンの洗浄をしたせいか、洗浄スプレーの匂いは残っていたのですが、窓を開けながらエアコンを使っているうちに気にならないようになりました。
カーエアコンは定期的に洗浄しなければ、車を綺麗に使っていてもどこかのタイミングで臭ってくるもの。
エアコンが臭ってきて、車に乗るとテンションが下がる…
なんて時には、カーエアコンの洗浄試してみてください。
ただし今回紹介したこのやり方、横着してるので自己責任で。笑