JA11ジムニーのエンジンのオーバーホールを初めてから、気づけば開始してから約1年。(ヘッドだけ)
時間かかりすぎだろー!
と思われるかもしれませんが、自分でも時間かけすぎだと思うんですが、色々と忙しくて。笑
前回の作業はこちら
半年前の作業時に
あれ?足りない?
なんて思ってたガスケットも注文していたんですが…
タイベル取り付けまでやって、そのまま半年放置してました。
で、やっと作業できる時間が取れたので、
点火時期調整もやって、ついにJA11ジムニーのエンジンが完成しましたよー♪
JA11 ドキドキのエンジン始動
点火時期の調整をする前に、
エンジンを降ろす際に外している配線を繋いだり、
なんでこんなにホースあるねんキャブ車か!というようなホースを繋いだり
エンジン降ろしてから1年も放置してたら、どこに何がどう付いてたか思い出せないなか、なんとか戻していきます。
エンジンがかかるのか不安になりながら、キーをONにしてドキドキのエンジン始動!
エンジンが無事、元気にかかったのでクーラントをラジエターに入れて、エア抜き開始です。
エンジンのOH(オーバーホール)をしてみたものの…
ヘッドのみとはいえ車のエンジンをバラすのって初めてだったので、
組み方間違えてて壊してたらどうしよう?!
なんてすごく不安でした。笑
JA11 点火時期調整
JA11ジムニーの点火時期調整ですが、作業はとくに難しいことはなくとっても簡単。
点火時期を調整するには、デスビに貼ってある「封印」のシールを剥がさないといけなくて
こんなとこ触って、大丈夫かな?!
なんて思ってしまいますが、ここを触らないと点火時期調整できませんので封印解放です。笑
JA11 点火時期調整 手順
JA11ジムニーの点火時期調整の手順は、以下の通りです。
- 暖機運転をする
- モニターカプラーを短絡させ、イニシャル点火時期設定モードに
- アイドリング回転数を950回転に調整
- デスビを動かし、点火時期を5度に調整
- 短絡を解除してアクセルを煽り、点火時期が10度になっていることを確認
迷うであろうポイントだけ紹介すると、まず短絡させるモニターカプラーの位置はここです。
写真の赤丸部分、カプラーの抜けどめを上にして左下と真ん中の下。
1型のエンジンの場合は、4ピンなので違うかも?
※ モニターカプラー自体は、バッテリーの後ろ(ダッシュボード側)に、ゴムカバーを被ってぶら下がっているものです。
あと必要なものといえば、こういったタイミングライト。
1番のプラグコードに挟んでトリガーを引くと、点火しているタイミングで光ってくれ、クランクプーリーの切り欠きを見ることで点火時期調整を行えます。
→ タイミングライト
まとめ
と、こんな感じで、冷却水が漏れることから始まったジムニー(JA11)のエンジンのオーバーホールは、無事に完了です。
ちゃんとエンジンかかったけど、車検とってからすぐにエンジンのオーバーホールしはじめて、ジムニーに乗れる状態になるまで1年もかかっちゃってた。。
車検1年無駄にして、もったいなー!笑
これからはいっぱい乗ってあげなきゃねー。
ちなみに、デスビを動かして点火時期調整する封印のボルトは、T40のトルクスボルトです。
そんなサイズのトルクスのビット持ってねーよ!
という人は、あらかじめ購入しておきましょう。
→ トネ(TONE) トルクスソケット(強力タイプ) HP3TX-T40 差込角9.5mm(3/8") T40